保護猫を迎えるには?ネコジルシで黒猫と出会った体験談【譲渡までの流れ】

ろくちゃん(黒猫)とは里親募集サイトで出会ったんだよね

ろくすけ

YES

保護猫を迎えるにあたって、里親募集サイト「ネコジルシ」を利用しました。

この記事では、実際に応募してから譲渡にいたるまでのやりとりや、暮らし始めて感じたことをまとめています。

これから保護猫を迎えようと考えている方の参考になればうれしいです。

目次

里親募集サイトを選んだ理由と探し方

猫を迎えようと思ったとき、まず考えたのは「どこから迎えるか」ということ。

わたしはペットショップではなく、保護猫の里親になるという選択肢を選びました。

血統書より「その子自身」に目を向けたかった

もともと猫の種類や血統書にはこだわりがなく、

それよりも猫の性格や過ごしてきた背景を知りたいと思っていました。

里親募集サイトなら、掲載されているプロフィールを読みながら、

どんな性格なのか、どんな経緯で保護されたのか自分のペースで確認できます。

ゆっくり時間をかけて探せるのが魅力

複数の里親募集サイトをチェックするのがGOOD

里親募集サイトもたくさんあるけど、

募集者さんが全サイトに登録して同じ掲載をしているわけではないので、

希望にあう猫がみつかるまで、2〜3つのサイトを並行して探すのがよいです。

わたしは次の条件で探し、実際にご縁があったのは「ネコジルシ」でみつけた、個人で保護猫活動をされている方でした。

探すときの条件

募集者さんの条件

  • 自分の住んでいる地域の方、またはその周辺の方
  • 掲載内容が丁寧で、猫の特徴や健康状態がしっかり書かれている

猫の条件

  • 黒猫(個人の希望)

ぴったりな猫に出会えたら、応募しよう

ネコジルシ」で目に止まったのが、小さな黒猫。

譲渡前の名前は「憲」ちゃん

かわいいいい!

「陽気なハリキリ坊や」

キャッチコピーにも心をうたれました笑

応募条件は要チェック

実際の掲載画面

プロフィールには、遊ぶことが大好きなこと、保健所から保護されたこと、健康状態などが丁寧に書かれています。

同居のパートナーと話し合って、この子を迎えることにしました!

募集中は「この猫ちゃんに応募」ボタンがあるので、そこから応募します。

応募前に確認すること
  • 「応募可能地域」を確認
  • 「応募条件」をよく読む

猫のプロフィールはもちろんですが、

特に応募可能なエリアなのか、そして応募条件は必ずチェックしましょう。

記載されている条件にあわないと、スムーズに譲渡できない場合があります。

譲渡費用」が発生する場合もあるので、そちらも忘れずチェック!

譲渡までの流れ

ここでは、応募〜譲渡までの流れを体験談を交えて紹介します。

わたしの場合です。保護主さんごとに進め方は変わるのでご参考までに。

STEP1:応募・応募情報の入力(★実際に送ったメッセージあり)

応募ボタンを押すと、応募フォームがでてくるので、

氏名や居住地、先住猫の匹数など画面にしたがって入力します。

そして最後に「応募メッセージ」欄があります。

応募情報入力(2ページ目)

ここは募集者さんに自分のことをアピールできる場所です!

次のポイントをおさえておくと、相手に必要な情報が伝わると思います。

応募メッセージのポイント
  • 猫を飼いたい理由
  • 現在の住まい(ペット可の物件か)
  • 日中の在宅状況(猫と一緒にいられる時間の確認)
  • 同居家族について

下記は私が実際に送った文章です。ぜひ参考にしてみてください。

はじめまして。◯◯と申します。
募集されている猫ちゃんの里親になりたく、応募しました。

■簡単なプロフィール
– ◯◯県◯◯市の賃貸戸建てに住んでいます。
– 30代、二人暮らし
– 自営業(家で仕事をしているので、猫ちゃんのお留守番時間は少ないと思います)
– 猫の飼育経験あり(私が子供の頃から飼っており、今でも実家で元気に過ごしています!)

猫が大好きで、いまの生活に余裕ができたので、ぜひお迎えできたらと思います。
お迎えできた際は、完全室内飼い・脱走防止の工夫を徹底いたしますので、
ご検討いただけますと幸いです!

どうぞよろしくお願いいたします。

次のような内容をいれてもOKです。

アピールポイント
  • 猫の飼育経験
  • 募集者さんが提示している応募条件に対して、ウェルカムな姿勢
  • お留守番時の対策

しっかりと現状や気持ちを伝えることで、募集者さんにも安心してもらえます。

素直な気持ちが大事!

STEP2:サイト内メッセージでやりとり

募集者さんが返信がきたら、サイト内のメッセージでやりとりがスタート!

私の場合は、2階建てでスペースがあることから「もし可能ならもう1匹一緒に迎えてもらえたら…」というお話がありました。

やりとりを重ねた後、「一度会ってお話しましょう」と提案をいただき、

その後の詳細連絡はLINEで行いました。

実際に猫ちゃんに会えるので、結果よかった

STEP3:保護主さん宅を訪問

撮影のため固定されるろくすけ

LINEで予定調整をした後、保護主さんのご自宅にご訪問。

最初ろくちゃんも緊張していたけど、おもちゃをみたら我を忘れて大興奮!

子猫ろくすけ

いえーいいい!

本当に遊ぶのが好きなんだな〜と実感しました。

ここで保護主さんに猫と過ごす上で不安なことや、こんなときどうしたらいい?など質問しました。

これでもかというほど!

せっかく直接お話できる機会なので、ささいなことも全部聞いちゃいましょう!

気さくな方で、丁寧にお答えいただきました

STEP4:譲渡の決定と契約・猫ちゃんのお届け

わが家に来たときのろくすけ(緊張でふみふみしてた)

保護主さん訪問時はかわいすぎる子猫に気持ちが高ぶっていたので、

帰宅してから、もう一度2人で話し合い、今回は1匹だけ迎えることにしました。(LINEで保護主さんに連絡)

そして無事、正式に譲渡が決定!

後日、(お宅訪問もかねて)猫ちゃんをお届けしていただきました。

その際以下のような手順で契約が進んでいきました。

STEP
猫ちゃんの引き渡し

用意したケージに入れてもらいます。

STEP
譲渡契約書にサイン

契約内容を一緒に確認し、最後にサインします。
ワクチン証明書、保健所時代のカルテコピーなども資料としていただきました。

STEP
譲渡費用の説明

サイトに載っていた譲渡費用の説明があり、後日振込にてお支払いしました。

💰 譲渡費用

  • ワクチン接種:4,400円
  • 初回検査費用:3,500円
  • その他治療費:4,100円
    → 合計:12,000円

譲渡費用は事前にLINEでも説明があり、どれも健康管理に必要な内容だったので、納得してお支払いしました。

ろくちゃんは生後3ヶ月だったので
去勢手術は7ヶ月目を迎えたあたりで行いました

はじめて保護猫を迎えて感じたこと

すべてが猫中心!

子猫が来てから、生活がすっかり“猫中心”になりました。もちろんいい意味で。

すべての仕草がかわいくてすぐ写真を撮ってしまうので

カメラロールはすぐ猫でいっぱいに……!

おもちゃやごはんを選ぶのも楽しくて、いつの間にか「猫にとって良いもの」を調べる時間が増えました。

YouTubeが“ねこ辞典”になる!

Youtubeで「黒猫の性格」「仕草の意味、気持ちのサイン」……いろんな動画を漁るようになりました。

いつもしてくれている仕草が

【飼い主のことが大好きなサイン】だったとわかったら、もう有頂天です!

いえーいいい!

これから保護猫を迎えたい方へ

はじめてだと不安なことも多いですが、丁寧にやりとりできる保護主さんと出会えれば、不安は薄れていきます。

応募のポイント
  • 応募時のメッセージは「どんな環境で暮らしているか」「なぜその猫を迎えたいか」をしっかり書く
  • 応募条件や譲渡費用など、事前にチェックしておく
  • ささいな疑問も、保護主さんに質問して解消する

必ずタイミングはくるので焦らず、少しずつ探していきましょう。

おわりに

現在のろくすけ(ごきげん)

保護猫を迎えるのに迷っている方は、

じっくりサイトを見ながら、安心してやりとりできる保護主さんや、自分の生活スタイルにあう性格の猫ちゃんを探してみましょう。

猫との出会いはタイミングもあります。

焦らずに猫を飼う心構えや迎える準備をしながら、よい出会いをみつけてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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